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高血圧症

高血圧は、血圧が慢性的に正常値を超えて高い状態を指します。自覚症状がないことが多いため、放置されがちですが、心臓や血管に負担をかけ続け、脳卒中や心筋梗塞といった重大な病気を引き起こすリスクを高めます。長岡クリニックでは、あなた様の状態に合わせたきめ細やかな治療を提供し、合併症の予防と健康寿命の延伸を目指しています。当院では、内科専門医、糖尿病専門医・指導医、内分泌代謝科専門医・指導医の資格を持つ院長が、生活習慣の改善指導から薬物療法まで、総合的なアプローチで高血圧の管理をサポートいたします。

高血圧の症状について

高血圧は「サイレントキラー」とも呼ばれ、初期にはほとんど自覚症状が現れません。しかし、血圧が非常に高くなると、以下のような症状が現れることがあります。

  • 頭痛
  • めまい
  • 肩こり

これらの症状は高血圧以外の原因でも起こりえますが、気になる場合は早めに医療機関を受診することが大切です。また、症状がない場合でも、定期的な健康診断で血圧をチェックし、早期発見・早期治療につなげることが重要です。

高血圧の原因について

高血圧の原因は、大きく分けて「本態性高血圧」と「二次性高血圧」の2種類があります。

本態性高血圧

日本人の高血圧の約8〜9割を占めるのが本態性高血圧です。遺伝的な要因に加えて、以下の生活習慣が関与していると考えられています。

  • 塩分の摂りすぎ
  • 肥満
  • 運動不足
  • 過度の飲酒
  • 喫煙
  • ストレス
  • 加齢

これらの要因が複合的に作用することで、血圧が上昇します。

二次性高血圧

特定の病気が原因で起こる高血圧を二次性高血圧といいます。原因となる病気としては、以下のようなものがあります。

  • 腎臓の病気
  • 内分泌の病気(原発性アルドステロン症、クッシング症候群など)
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 薬剤(一部の鎮痛剤、ステロイドなど)

二次性高血圧の場合、原因となっている病気を治療することで、血圧が改善することがあります。

高血圧の種類について

高血圧は、血圧の高さによっていくつかの段階に分類されます。日本高血圧学会のガイドラインでは、診察室血圧に基づいて以下のように分類されています。

  • 正常血圧:120/80mmHg未満
  • 正常高値血圧:120~129/80mmHg未満
  • 高値血圧:130~139/80~89mmHg
  • Ⅰ度高血圧:140~159/90~99mmHg
  • Ⅱ度高血圧:160~179/100~109mmHg
  • Ⅲ度高血圧:180/110mmHg以上

また、家庭血圧は診察室血圧よりも低い値で評価されます。ご自身の血圧がどの段階にあるかを知ることは、適切な治療を受ける上で重要です。

高血圧の治療法について

高血圧の治療は、生活習慣の改善と薬物療法が中心となります。長岡クリニックでは、あなた様の状態やライフスタイルに合わせて、最適な治療プランをご提案します。

生活習慣の改善

生活習慣の改善は、高血圧治療の基本です。具体的には、以下の点に注意しましょう。

  • 減塩:1日6g未満を目標に、塩分摂取量を減らしましょう。
  • バランスの取れた食事:野菜や果物を積極的に摂り、高脂肪食を控えましょう。
  • 適度な運動:ウォーキングなどの有酸素運動を、1日30分以上、週3回以上行いましょう。
  • 減量:BMI25未満を目指し、適正体重を維持しましょう。
  • 禁煙:喫煙は血管を収縮させ、血圧を上昇させます。
  • 節酒:アルコールの過剰摂取は血圧を上昇させます。男性は1日あたり日本酒1合、女性は0.5合程度にしましょう。
  • ストレス管理:十分な睡眠を確保し、リラックスできる時間を作りましょう。

生活習慣の改善は、薬物療法と並行して行うことで、より高い効果が期待できます。

薬物療法

生活習慣の改善だけでは血圧が十分に下がらない場合や、重症の高血圧の場合は、薬物療法が必要となります。高血圧の治療薬には、以下のような種類があります。

  • カルシウム拮抗薬:血管を広げ、血圧を下げます。
  • ACE阻害薬、ARB:血管を収縮させる物質の働きを抑え、血圧を下げます。
  • 利尿薬:尿に排出する食塩と水分の量を増やし、体内の水分量を減らすことで血圧を下げます。
  • β遮断薬:心臓の過剰な働きを抑え、血圧を下げます。

これらの薬は、単独で使用することもあれば、複数の薬を組み合わせて使用することもあります。薬の種類や量、服用方法などは、あなた様の状態に合わせて医師が判断します。薬物療法を開始した後も、定期的な診察で血圧をチェックし、必要に応じて薬の調整を行います。

高血圧についてのよくある質問

Q1. 血圧はどのくらいであれば安心ですか?

A1. 2025年7月、日本高血圧学会が最新の「高血圧管理・治療ガイドライン2025(JSH2025)」を発表し、全年齢で診察室血圧130/80mmHg未満、家庭血圧で125/75mmHg未満が目標となりました。

Q2. 高血圧の薬は一生飲み続けなければならないのですか?

A2. 生活習慣の改善によって血圧が正常値に戻った場合は、薬を減量したり、中止したりできることもあります。しかし、自己判断で薬を中止することは危険ですので、必ず医師の指示に従ってください。

Q3. 高血圧を放置するとどうなりますか?

A3. 高血圧を放置すると、血管が傷つき、動脈硬化が進みます。その結果、脳卒中(脳梗塞、脳出血)、心筋梗塞、狭心症、腎不全など、命に関わる重大な病気を引き起こすリスクが高まります。

院長より

はじめまして。長岡クリニック院長の片平雄大です。当院は、内科・糖尿病内科・内分泌内科を専門としており、生活習慣病の診療に力を入れています。医学博士として、また、日本糖尿病学会 糖尿病専門医・糖尿病指導医、日本内分泌学会 内分泌代謝科専門医・指導医、日本内科学会 総合内科専門医・指導医の資格を持つ専門医として、あなた様に最適な医療を提供することを心がけています。

高血圧は、自覚症状がないまま進行し、気づいた時には重大な合併症を引き起こしていることもある、非常に怖い病気です。しかし、早期に発見し、適切な治療を行えば、合併症のリスクを減らし、健康な生活を送ることができます。当院では、高血圧の原因精査から治療まで、あなた様の状態に合わせた、きめ細やかな診療を心がけています。二次性高血圧では原因疾患を取り除かなければ血圧が下がらなかったり、本態性高血圧でもある種の降圧薬をうまく使用しないと血圧が下がらなかったりします。生活習慣の改善に関するアドバイスはもちろん、薬物療法についても、あなた様が納得できるまで丁寧に説明いたします。

「血圧を下げたい」、「薬を飲み続けているけど血圧が下がらない」、「血圧が下がらないのに先生には大丈夫と言われているけど不安だ」、「血圧が高い原因を調べたい」、「どうしたらよいか分からない」と感じたら、お気軽にご相談ください。あなた様の健康を全力でサポートさせていただきます。

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