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甲状腺の病気

甲状腺は、私たちの体の新陳代謝をコントロールする大切な臓器です。首の前方、のどぼとけのすぐ下に位置し、甲状腺ホルモンという物質を作り出しています。この甲状腺ホルモンが不足したり、過剰に分泌されたりすると、様々な体の不調を引き起こすことがあります。長岡クリニックでは、内分泌代謝科専門医である私が、甲状腺の病気に対して専門的な知識と経験に基づいた診療を行っています。甲状腺の病気は、早期発見と適切な治療で、症状をコントロールし、健康な生活を送ることが可能です。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

甲状腺ホルモンの乱れで起こる症状

甲状腺の病気は、症状が多岐にわたるため、気づきにくいこともあります。以下のような症状が現れた場合は、甲状腺の病気を疑ってみる必要があるかもしれません。

  • 動悸、息切れ
  • 体重の増減
  • 疲れやすい、だるい
  • 便秘、下痢
  • 発汗が多い、暑がり、寒がり
  • 首の腫れ
  • イライラする、不安になる
  • 月経不順

これらの症状は、他の病気でも見られることがありますが、複数の症状が重なる場合は、甲状腺の異常を疑い、早めに受診することをおすすめします。

甲状腺の病気

甲状腺の病気には、様々な種類があります。代表的なものをいくつかご紹介します。

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンの分泌が亢進する病気の総称です。バセドウ病が原因となることが多いですが、他の病気や手術、薬の影響で起こることもあります。

バセドウ病

バセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。動悸、発汗、体重減少、手の震えなどが主な症状です。眼球突出が見られることもあります。

橋本病

橋本病は、慢性甲状腺炎とも呼ばれ、甲状腺が慢性的に炎症を起こし、甲状腺ホルモンの分泌が低下する病気です。疲れやすい、むくみやすい、体重増加などが主な症状です。

甲状腺腫瘍

甲状腺にできる腫瘍には、良性のものと悪性のものがあります。多くは無症状ですが、腫瘍が大きくなると、首の圧迫感や声のかすれなどが現れることがあります。

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌が低下する病気の総称です。橋本病が原因となることが多いですが、他の病気や手術、薬の影響で起こることもあります。

亜急性甲状腺炎

亜急性甲状腺炎は、甲状腺に急性の炎症が起こり、痛みや発熱を伴う病気です。甲状腺ホルモンの産生は低下しています。風邪などのウイルス感染によって引き起こされることが多いです。

甲状腺に関する検査

甲状腺の病気を診断するためには、以下のような検査が行われます。

血液検査

血液検査では、甲状腺ホルモン(FT3、FT4)や甲状腺刺激ホルモン(TSH)の値を測定します。また、甲状腺自己抗体の有無を調べることもあります。

超音波検査(エコー検査)

超音波検査では、甲状腺の大きさや形、腫瘍の有無などを調べます。痛みもなく、体に負担の少ない検査です。

穿刺吸引細胞診

穿刺吸引細胞診は、甲状腺腫瘍が疑われる場合に行われる検査です。細い針を刺して細胞を採取し、顕微鏡で調べます。

アイソトープ検査

アイソトープ検査は、甲状腺の機能を調べる検査です。放射性ヨードを投与し、甲状腺への取り込み具合を測定します。

よくある質問

Q1. 甲状腺の病気は遺伝しますか?

A1. 甲状腺の病気の中には、遺伝的な要因が関与するものもあります。ご家族に甲状腺の病気の方がいる場合は、診察時にご教授ください。

Q2. 甲状腺の病気は治りますか?

A2. 甲状腺の病気の種類によって、治療法や治る可能性は異なります。バセドウ病や橋本病などの自己免疫疾患は、完全に治癒することは難しいですが、薬物療法で症状をコントロールすることができます。甲状腺腫瘍の場合は、手術で切除することで治癒が期待できます。

Q3. 妊娠中に甲状腺の病気が見つかりました。赤ちゃんに影響はありますか?

A3. 妊娠中に甲状腺ホルモンの異常があると、流産や早産、胎児の発育に影響を与える可能性があります。妊娠前から甲状腺の病気をお持ちの方や、妊娠中に甲状腺の異常が見つかった方は、内分泌代謝科専門医と産婦人科医が連携して、適切な管理を行うことが重要です。

院長より

はじめまして。長岡クリニック院長の片平雄大です。当院は、内科・糖尿病内科・内分泌内科を専門としており、甲状腺ホルモンの異常に関する原因精査から治療まで、きめ細やかな診療を心がけています。甲状腺の病気は、女性に多い病気であり、症状も多岐にわたるため、なかなか気づきにくいことがあります。しかし、放置すると、様々な体の不調を引き起こし、生活の質を低下させる可能性があります。どんな些細なことでも構いませんので、気になることがあれば、お気軽にご相談ください。なお、超音波検査、アイソトープ検査が必要な際は、近隣の医療機関をご紹介させていただきます。

「甲状腺ホルモンの乱れがないか心配だ」、「いつも同じ甲状腺の薬を処方されているだけだから待ち時間を少なく診察してもらえないだろうか」、「甲状腺を調べるように言われたがどうしたらよいか分からない」と感じたら、お気軽にご相談ください。あなた様の健康を全力でサポートさせていただきます。

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